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墓じまい業者
→京都府内で墓じまいを依頼できる業者6社を費用・対応範囲で比較
費用目安 撤去 7万円〜/㎡
永代供養
→大本山の塔頭から京都駅近くの寺院まで10施設を比較
費用目安 10〜340万円
樹木葬
→東福寺・建仁寺・大徳寺の塔頭など8施設を費用とタイプで比較
費用目安 40〜92万円
納骨堂
→京都駅から歩ける寺院を中心に5施設をまとめました
費用目安 要問い合わせ
散骨
→若狭湾・大阪湾の海洋散骨業者3社を費用で比較
費用目安 4.9〜21.8万円
京都府は寺院墓地の割合が高い
京都府の墓じまいで最初に効いてくるのが、寺院墓地の多さです。市街地には古くからの寺院が密集しており、そこに檀家のお墓が並んでいます。
寺院墓地には、公営霊園にはない事情がふたつあります。ひとつは離檀の話し合いが必要になること。もうひとつは、出入りできる石材店が決まっている場合があることです。
後者は指定石材店制度と呼ばれます。指定がある墓地では業者を自由に選べないため、相見積もりを取っても意味がありません。業者を探し始める前に、墓地の管理者へ「石材店は自由に選べますか」と確認しておくと、手間が省けます。
市街地の墓地は搬出経路で費用が変わる
京都市内には、細い路地の奥にある墓地が少なくありません。重機やトラックが横付けできないと、石材を手作業で運び出すことになり、そのぶん人件費が上がります。
見積もりを頼むときは、必ず現地を見てもらってください。写真だけの概算では、着工後に金額が動く恐れがあります。
数字で見る京都府の墓じまい
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 改葬許可の申請先 | 医療衛生センター・各区役所 | 京都市の場合。中京区御池通間之町の医療衛生センターまたは各区役所・支所の医療衛生コーナー |
| 改葬許可の手数料 | 無料 | 京都市の場合。申請書は3枚1セット |
| 墓石撤去の費用 | 7万円〜/㎡ | 京都南部で営業する石材店の公開価格より |
| 墓じまいの補助金 | 確認できず | 2026年9月時点で京都府・京都市とも制度は確認できていない |
京都市の改葬許可は手数料がかかりません(出典 京都市「改葬許可申請の手続について」)。申請書は3枚1セットで、墓地の管理者に証明欄を書いてもらう必要があります。
大本山の塔頭が供養先の選択肢になる
京都ならではの特徴が、東福寺・建仁寺・大徳寺といった大本山の塔頭寺院が、宗派を問わず永代供養や樹木葬を受け入れている点です。
檀家になる必要はなく、他宗派の方でもその寺院の法式で法要が営まれます。観光で訪れたことのある寺院に眠るという選び方ができるのは、他の地域にはあまりない条件です。
費用は樹木葬で1名40万円から92万円、墓石タイプの永代供養墓で180万円から340万円という幅があります。合祀なら10万円から12万円で受け入れる寺院もあり、予算に応じて選べます。
公式サイトに金額を出さない寺院も多い
調べていて分かったのは、費用を公式サイトに掲載していない寺院が少なくないことです。とくに納骨堂はその傾向が強く、見学や資料請求が前提になっています。
このサイトでは公式サイトで確認できた金額だけを載せ、記載のないものは「要問い合わせ」としています。ポータルサイトに出ている金額は更新されていないことがあるため、契約前に必ず直接確認してください。
散骨は若狭湾か大阪湾を選ぶ
京都府は北が日本海に面しています。散骨は舞鶴から出港して若狭湾で行うのが基本で、天橋立のある宮津の沖合まで含めた海域が対象です。
京都市内からは大阪湾のほうが近く、どちらの海域も選べる業者があります。代行散骨なら49,500円から、船を貸し切るチャーターなら130,000円からが目安です。
粉骨がプラン料金に含まれるかどうかで実際の支払額が変わるため、表示価格だけで比べないよう気をつけてください。
進め方の順番
親族と話し、お寺に意向を伝える
寺院墓地なら、業者を決める前に住職への相談を済ませておくほうが円滑です。
新しい供養先を決めて受入証明書をもらう
改葬許可の申請に必要です。永代供養・樹木葬・納骨堂・散骨から選びます。
改葬許可を申請する
京都市なら医療衛生センターか各区役所の医療衛生コーナーへ。手数料は無料です。
閉眼供養と墓石の撤去
魂抜きの法要のあと、石材店が墓石を撤去して遺骨を取り出します。
新しい供養先へ納骨
全体で2〜3か月が目安です。土葬の遺骨があると半年前後を見込んでください。
各段階の詳しい手順は墓じまいの流れと改葬の手続きにまとめています。
よくある質問
Q. 京都府で墓じまいをすると総額いくらかかりますか? ▼
墓石の撤去だけなら1㎡あたり7万円からです。閉眼供養のお布施、離檀料、新しい供養先の費用を含めると、総額で50万円から150万円程度になるケースが多く見られます。
Q. 京都市の改葬許可はどこで申請しますか? ▼
医療衛生センター(中京区御池通間之町)または各区役所・支所の医療衛生コーナーです。手数料はかからず、申請書は3枚1セットになっています。
Q. 京都府に墓じまいの補助金はありますか? ▼
2026年9月時点で、京都府・京都市とも墓じまいを直接の対象とした補助金制度は確認できていません。公営墓地では永代使用料の一部が返還される場合があります。
Q. 寺院墓地が多い京都では墓じまいが難しいですか? ▼
手続き自体は他県と同じです。ただし指定石材店制度をとる墓地があり、業者を自由に選べない場合があります。相見積もりの前に墓地の管理者へ確認してください。
Q. 大本山のお寺でも永代供養を受け入れていますか? ▼
受け入れています。東福寺の霊源院・龍眠庵・正覚庵、建仁寺の両足院、大徳寺の正受院などが、宗派を問わず檀家の条件なしで申し込めます。
Q. 京都府で散骨できる海はどこですか? ▼
舞鶴から出港して若狭湾で行うのが基本です。業者によっては大阪湾も選べます。代行散骨なら49,500円からが目安です。
最後に
京都府は寺院墓地の割合が高く、離檀の話し合いと指定石材店の有無が最初の関門になります。業者を探し始める前に、墓地の管理者へ確認しておいてください。
供養先には、大本山の塔頭が営む樹木葬や永代供養墓という選択肢があります。宗派を問わず檀家の条件もなく、合祀なら10万円台から受け入れる寺院もあります。
京都市の改葬許可は手数料無料です。受入証明書が要るので、供養先の目星をつけてから窓口へ向かうと二度手間になりません。